| 「紅葉」って辞書で引いてみると「秋に葉が紅色に変わること。また、その葉。細胞の液胞中のアントシアンが増し、葉緑素が分解するためにおこる」とありました。う〜ん。きれいだな!ってみていただけなのに「そうなのか!」と感心したり、返って難しくなってしまっています。さて、今月は投句が多くなりましたね。うれしいです。ではお姉さんの感想を書かせていただきます。 |
| 句番号 | 作品 | 作者 |
| 1 | 刈田道口笛ふいて帰ります | リボーンツナ |
| 下校の道が、稲刈の後の田んぼの近くを通るのですね。明るい作品に感心しました。学校できっと良いことがあったのでしょうね。口笛はどんな歌でしょう。その時の楽しそうな様子が伝わってきます。お姉さんもそんな道を歩いて見たいなー。と思いましたよ!季語の「刈田道」に広がりがあって、とても良いと思いました。 |
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| 句番号 | 作品 | 作者 |
| 7 | 受付の スリッパ足りない文化の日 | 水上ゲンタ |
| 「文化祭」があったのでしょうか。受付をしていて父兄が次から次ぎと来て、用意したスリッパが足りなくなったのですね。この場面を俳句にしたのには感心しました。よく気が付きましたね。なんでも俳句に出来るのです。これが俳句の楽しさです。お父さんお母さん達の話し声まで伝わってくるようです。 |
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| 句番号 | 作品 | 作者 |
| 10 | 縫い物の糸からみつく 文化の日 | プーさん大好き |
| 同じ文化の日でも、こちらのお友達はお休みだから家にいたのですね。そう言えば今年の文化の日もいいお天気でした。みんなは何処かに遊びに行っているのかな?なんて思いながら、雑巾でも縫っていたのでしょうか。糸がからんでしまって先に進まないいらいらする気持ち、そんな思いが季語の「文化の日」とひびきあっている。と感じました。 |
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| 句番号 | 作品 | 作者 |
| 17 | 秋の風 あいさつ運動始まった | 水上ゲンタ |
| 田舎の道を歩いているとき「あいさつ道路」と看板がありましたが、あいさつは大事ですね。このことを学校で取り上げて「あいさつ運動」が始まったのでしょうか。秋のさわやかな風が吹いて、明るい学校生活が見えるようです。 |
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| 句番号 | 作品 | 作者 |
| 25 | 発表会北風小僧がやってきた | それいけアンパンマン |
| 発表会は、ピアノでしょうか?「♪北風小僧がやってきた♪」という歌がありましたが、それを上手に季語に使いましたね。これもひとつの方法です。このフレーズにリズム感があって「発表会」とひびきあって楽しい作品となりました。 |
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| 句番号 | 作品 | 作者 |
| 28 | 野良猫の名前はしんちゃん 秋の風 | クレヨンしんちゃん |
| 野良猫に名前を付けて上げたのですか?きっと可愛がっているのでしょうね。上五からすっと流れるように作られています。「しんちゃん」という名前がいいのでしょう。さわやかな秋の風が、お友達のやさしさを教えてくれるようです。 |
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