講評
(小中学生の部)
昨日は思いがけない雪が降りました。雪だるまを作りましたか?寒い一日でしたね。じつは、お姉さんは体調をくずして先月の講評をお休みさせていただきました。すみませんでした。今月からまたよろしくおねがいしますね。
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1冬の風 秘密の話聞きにくるミッキーキャット
「秘密」っていろいろあると思いますが、楽しいことかな?それとも…。季語は今が冬だから冬の風と使われたのだと思いますが、これを「春の風」と置き換えてみましょうか。「秘密」という言葉が楽しいことのように思えて来ませんか?「風」が聞きに来ると捉えたところがとても上手だと思いました。
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3冬の雨 英語のテープは早すぎる青いちご
英会話のテープを巻き戻ししながら勉強しているのでしょうか。確かに使い慣れない外国の言葉は、早口に聞こえますね。思うようにいかないいらだちと、さむざむとした「冬の雨」との対比がひびきあっている、と感じました。実感があり感心した作品です。
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5なべのこげ取れない明日から冬休み5たろう
台所のお手伝いをしているのですね。感心しました。前掛けは何色?お母さんの前掛けをかりたのかな?思うように取れない焦げ目を一生懸命洗っている様子と「明日から冬休み」という明るい対比が面白い、生活感があって良い俳句です。これからもお母さんに手伝ってあげてね
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10初日の出 僕の心に 灯を点ける
初日の出を見たことによって、希望がわいてきたのですね。大きな景だと思います。今年こそはこれをやろうとか!良い一年でありますように、と思わず念じます。1句から作者の心の動きが伝わってきます。お姉さんの心にも灯が点りましたよ!有り難う。
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17カタカタとストーブがなる二時間目フルーツりす
ストーブの上に何かが乗っているのでしょうか。それとも「カタカタ」は作者の心の動きかも知れませんね。朝一番の事業が始まった時でもなく、3時間目でも、お弁当が恋しくなった4時間目でもなくて「2時間目」という目の付けどころがいいですね。感心しました。