みなさんこんにちは。今年の夏はものすごーい暑さでしたね。8月の投句数が少ないのはこの暑さのせいでしょうか?。これから過ごしやすい季節になりますから、どしどし投句してくださいね。金子みすずの詩のように「鈴と、小鳥と、それから私、みんなちがって、みんないい」だから俳句を作るのです。楽しみに待っています。では今月の上位2句の講評をさせていただきます。 |
句番号 | 作品 | 作者 |
2 | 雪の花 空に舞いつつ 解けて散り | 一夜一夢 |
「雪の花」は窓に付いたキレイな結晶のことでしょうか、それとも雪がしんしんと降っている空を見上げていて「すてきだなー」って思っているのでしょうか。そんな「雪」も積もってしまうとその形も解けて無くなってしまいます。いつまでも見ていたいのに…。そんな気持ちが良く出ていると思いました。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
1 | シャボン玉 雲の上まで 飛んでいけ | 一夜一夢 |
2句とも作者が同じでしたね。シャボン玉を上手に飛ばすには吹くときの息の出し加減がむずかしいですよね。何回もやり直して「がんばれー」って声を出したいような気持ちで見守っている。そんな「思い」の作品だと思いました。「♪シャボン玉とんだ、屋根までとんだ、屋根までとんで、こわれて消えた♪」という野口雨情のわらべうたを思い出しました。こんな調子で自分の思いとか、身の回りのことなどを作ってみてくださいね。 |
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