七月は選句が少なかったようですね。投句をした人は選句をしましょう。そしてお互いに批評し合いましょう。良いところをみんなでほめあって下さい。そうすれば、良い句楽しい句がまたできると思います。夏休みの俳句をたくさん待っています。選句もしてね。 |
句番号 | 作品 | 作者 |
9 | 窓から風「めだか新聞」できました | かいとうキッド |
おそらくめだかの成長記録の新聞なんでしょうね。毎日毎日の観察の努力がやっとみんなに報告できます。「窓から風」という表現がさわやかさを十分に表しています。具体的な「さわやかな風」とか言わないで、読む人に想像させる、こういう表現のしかたもあるんだよね。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
10 | 体育ははんぷく横とび夏の雲 | アンドロメダ |
「夏の雲」がみんなの元気を表現しています。「はんぷく横とび」もおもしろいですね。ちょっと普通の飛び方でないのが俳句では意外とおもしろく感動を与えます。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
11 | 春の風 優しく頬を 撫でてゆく | どんべい |
春の風は心地よいです。どんべい君の頬をどのようになでて行ったのかな。「優しく」はちょっと正直すぎたかな。そうなんだろうけど、そこをもうちょっと考えてみて欲しかった。そうすると君だけの感じ方が表現できるかもしれないな。自分だけの「春の風」を表現しよう。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
18 | たんぽぽの 綿毛はふわり 夢枕 | 一夜一夢 |
「夢枕」のたんぽぽが出てきたのかな。恐そうな感じもするけど、ここはそうなんじゃなくて大きなたんぽぽ畑の夢だろうな。夢の中のふわりはいい感じじゃないですか。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
20 | キジ鳴いてまちがいだらけの書き取り会 | たけひろ |
「キジ鳴いて」と「書き取り会」何の関係も無いけど、その二つのものを頭の中で、並べてみるとなにが出てくるか。そこが俳句のおもしろいところ。間違いだらけは困ったな。書き取りは大切だからきちんと勉強してね。でもおもしろい。ところで、キジは何と鳴くの。お兄さんは聞いたことが無いので、どうかなと思って。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
24 | 運動会終わった席がえ いつですか | 流星のロックマン |
運動会はクラスが団結しないとできませんね。その運動会が終わって、クラスの人たちとの仲も良くなって、、ここで席替えがあるんだ。「いつですか」という問いかけも、いつなのかなということを想像させるね。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
5 | 赤い星落ちてる花だん とんぼ来る | クレヨンしんちゃん |
幻想的な風景でイメージがどこまでも広がります。「赤い星」「花だん」「とんぼ」この三つの組み合わせで何ができるか、 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
25 | 雪うさぎ 泣いた子供と 同じ顔 | 一夜一夢 |
これは愉快だね。「泣いた子供」がかわいそうだけど、おかしいね。どこかでそんな雪うさぎを見たのかもしれないね。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
28 | メダカの子チョロチョロ 水そう洗います | ミッキーキャット |
メダカが泳いでいる中で、水そうをきちんと洗えたのか心配です。その大変さと楽しさがうまく出ています。「チョロチョロ」がこの俳句のポイントですね。 |
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