戸外の楽しい風景がいろいろ見えます。季語なし、季語の重なり(一つの句には一つの季語が原則)に注意しましょう。季語を入れることで周りの景色がよく見えてきます。7月1日は山開きでした。夏の楽しみを季語を入れて作ってみてください。 |
句番号 | 作品 | 作者 |
5 | はるのかぜおもいよろいをつけてみる | ふうじんらいじん |
今回はこの句にお姉さんの金。かぜは軽やかでよろいは重いですね。この正反対の取り合わせがとってもいいですよ。この調子でいろいろトライしてください。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
11 | セミ鳴いた ブランコのつなきれちゃった | 青いちご |
セミとブランコ(セミは夏で、ブランコの季節は春なんです)と季語が二つ重なりました。思いを伝えるのに重なってしまったのでしょう。少しがんばって整理してみましょう。句としての思いは伝わりますよ。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
14 | 騎馬戦の足はべちょべちょ とんびまう | ミッキーメイ |
足の「べちょべちょ」という感覚はとてもよいですね。日本のとんびは留鳥なので季語にはなりません。同じミッキーメイさんの「ゆれどおし りんご園の白い花」はやさしい気持ちの伝わる句です。お姉さんの銅。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
15 | ミシミシと床がぬけそう 森の小屋 | メロンペロ |
森の中に建っている小屋は周りが静かなだけに歩くたびにミシミシと音がするのでしょう。無季(季語がないこと)の句ですね。森ではどんな鳥の声が聞こえたでしょうか。どんな草花が咲いていたでしょうか。季語が入ると、句を読む人に風景がよりはっきりと見えてきます。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
20 | 森小屋を作る 弁当まだですか | ねこ空 |
お姉さんの銅。林間学校でしょうか。お弁当のさいそくがあります。季語がある方がもっといいかな。カッコウがお弁当をさいそくしてるとか。お姉さんの銅。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
22 | 初演奏 全身が心臓になる | クレヨンしんちゃん |
初めての演奏はさぞかしどきどき心臓が爆発しそうだったのではないですか。「全身が心臓」この表現がいいです。自分の感じるままを句にできましたね。お姉さんの銅。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
24 | 新しい釣りざおのばす 五月晴れ | きかんしゃトーマス |
ぐーんと伸ばす釣竿の先に青い空。川の音まで聞こえてきます。新しい釣竿の感触、五月の風、さわやかな句です。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
29 | ポイントをさがす 熊が出そうだね | 流星のロックマン |
オリエンテーリングのポイントを探していたのかな。熊は冬の季語(冬眠してるのにね)なのですが、あまりうっそうとした森だったので「熊」を連想したのでしょうね。お姉さんの銀。 |
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