梅雨の空が広がっていて、蒸し暑い日が続いていますね。でも、もうすぐ夏休み。もうちょっとで夏も本番です。今回も大勢の応募があって、嬉しいお姉さんです。
句番号	作品	作者
7	ラムネあけたらプシュと香る　運動会	森本壮胤
プッシュの音がいいですね。運動会の始まりの雰囲気です。
句番号	作品	作者
10	土曜日はごみひろいです風光る	コナン
良い行いです。ごみ拾いをした後は、風も光って見える。「風光る」という季語を上手く使っていると思います。
句番号	作品	作者
13	冷凍食品ばかりの弁当　運動会	澤田優也
今のお母さんはみんな忙しい。冷凍庫には、お弁当のおかずがたくさん入っているのでしょうね。ちょっとお母さんの気持ちを考えてあげようね。
句番号	作品	作者
22	つばめ来た赤い風船ふくらます	どんべい
「赤い風船」が新鮮です。ツバメが来たことのなんとなく嬉しい感じ。
句番号	作品	作者
26	こんやにはデザートでるかなさくらんぼ	疋田ゆり
さくらんぼ狩りをしてきたのでしょうか。待ち遠しい気持ちがよく分かります。私も食べたい。
句番号	作品	作者
27	ピストル待つ　ハードルすこし高くなる	長谷川舞
ピストルを待っているドキドキ感がとってもよく出ていますよね。お姉さんの◎の作品です。「ピストル待つ」と「ハードル少し高くなる」の間に一字空けたのも効果的だったと思います。
句番号	作品	作者
30	スタートラインに並ぶ風が音たてて	林莉那
運動会の一場面ですね。風が音をたてているなんて、ちょっとドラマチックでよいと思いました。
句番号	作品	作者
45	父の日は一日家ですごす父	疋田ゆり
きっと父の日をしてくれるのを待っているのでしょうね。お父さんの背中がわびしくも可愛くも思われました。