講評
(高校生の部)
相変わらず数が少ないな。友達に紹介してどんどん送ってくれると嬉しいけど・・・。
句番号作品作者
1こころまで爽やかにして初夏の風百川蘭
哀しいことやくやしいことがあっても、緑の風にふかれているとなんかみんな洗われる気がするものだよね。そんな思いが伝わってくる句だよ。
句番号作品作者
2すみきった五月(さつき)のお空になりたい私百川蘭
この句も気持ちはよくわかるよ。「お空」は「空」のままがいい。「お空」にすると幼さが出すぎてしまうと思うよ。もう少しすっきりさせるためには「すみきった五月の空になりたくて」・・とすれば「なりたい私」と言わなくても余韻をもたせて気持ちが表現されると思うよ。