五月も終わり、なんだか急に暑い日が続いてきましたね。お姉さんの周辺では、気候不順で風邪をひいた子もいるみたいです。でも、もうすぐ梅雨ですね。今のうちに太陽をたくさん浴びて、ちょっと早めの夏気分を味わいましょう。 |
句番号 | 作品 | 作者 |
5 | 藤咲いた 指に合わないことのつめ | 山下里奈 |
日本舞踊の藤娘の練習をおもいだしました。お琴を習っているなんて、スゴイですね。小さい頃、ピアノを習っていましたが、結局飽きてしまって、その後ギターを弾いていたお姉さんです。練習は大変ですが、ぜひとも続けて下さい。俳句の句材としても、面白いです。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
10 | 春風が強い先生の着任式 | どんべい |
新任の先生なのでしょうか。まるで「風の又三郎」みたいな登場の仕方ですね。強い春風にあおられて、先生は思わず目をつむってしまったのでしょうか? それとも堂々と立っていたのでしょうか。とても興味がある場面です。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
14 | 一年生の給食準備 顔があつい | ラン |
かわいいですね。初めての給食なのでしょうね。一生懸命に給食のおかずを運んでくるすがたが本当にかわいく分かります。作者も自分の一年生の頃をおもわず思い出したのではないでしょうか。今回のお姉さんの◎の一句でした。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
18 | 音たてる春風 パソコン動かない | 山下里奈 |
「音たてる春風」はもしかしたら一生懸命キーをたたく音なのかも知れないですね。なかなか思うように動いてくれないパソコン。お姉さんも最近新しいノートパソコンを手に入れて、今までとは違う使用に苦労しています。お姉さんの実感も・・・。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
22 | 学校が大きく見える ブランコふる | gyunnjinnぎゅんた |
ブランコに乗って大きくこいでみると、いつもと違った風景が広がります。学校のブランコでしょうか、それとも学校の近くの公園のブランコでしょうか。どちらにしても、そのいつもと違う風景を上手く詠んでいる良い一句ですね。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
25 | かたつむりの乗ってる空き缶拾ったよ | 長谷川舞 |
何気なく歩いていて、ふと見つけた空き缶に、かたつむりが乗っていたんですね。拾ったら、空き缶はちゃんと空き缶用のゴミ箱に捨てて、かたつむりは、あじさいか、近くの葉っぱに乗せてあげて下さい。作者のやさしさが分かる一句です。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
26 | 漢字練習 竹の風鈴音立てる | 安田有佑実 |
漢字の練習、面倒ですよね。でも次の漢字試験までに覚えなくてはならない漢字もいっぱい・・・。竹の風鈴が鳴っているのが涼しげですが、風鈴の音ばかりが耳についてきっと練習もあまり進まないのではないでしょうか。頑張って下さい。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
29 | 電線に並ぶ ピッピッ スズメの子 | gyunnjinnぎゅんた |
かわいらしい様子を切り取りました。ちょうど今、スズメの子供たちも巣立ちの頃。「ピッピッ」の音がいいですね。子スズメの声だけではなく、親スズメが号令をかけているようにも思えます。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
35 | ケガをする顔から血が深呼吸 | 澤田幸平 |
痛そうですね。「血が深呼吸」という発想が、痛そうなのですが面白いと思いました。顔のけが、気をつけてくださいね。 |
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