講評
(高校生の部)
卒業の季節だね。いろいろと忙しい時だね。それでももう春休み。春の喜びや悲しみ・・テーマはたくさんあるよね。友達も誘ってどんどん投句して下さい。待ってますよ。
句番号作品作者
1甘い恋蜜柑の筋も取らないのKiri
ちょっと面白い比喩だと思うよ。恋も確かに筋のあるほうが味はいいよね。俳句は比喩の面白さでもあるのだよ。
句番号作品作者
2雪の中ゆきますバーゲンセールかなKiri
寄せ鍋と「よせて」のしゃれなんだろうね。それが効果的になっているとはいえないけど、このような工夫もひとつの勉強にはなるよね。
句番号作品作者
3過ぎし日のおもひで辛くチョコレート百川蘭
何か哀しい句だね。でもその哀しみが俳句の深さにはなっていると思うよ。この深さを目指してほしいと思うね。
句番号作品作者
4寄せ鍋によせよあいつを誘うのはKiri
はえたばかりの小さな白い歯が浮かんでくるね。白い歯と紅いりんごの対照も感じられて上手な句だと思うよ。