講評
(高校生の部)
5月は3句だけ講評させてもらいます。6月からなるべく多く講評するつもりです。どんどん投句して下さいね。
句番号作品作者
1グリーンの光と影や通学路百川蘭
中7下5の表現に「青春」を感じますね。その中にある哀愁が「げんげ田」という季語で生かされています。
句番号作品作者
9夏立つと気付いて枕裏返すずんぞ〜
「枕裏返す」という発見が面白いですね。俳句はほかの人が気づかない表現の発見が命です。その点で成功した句です。ユニークな発想をこれからも期待しています。
句番号作品作者
12綿帽子三丁目までゆく予感ずんぞ〜
この句の「綿帽子」は秘密めいていて面白いですね。その綿帽子が三丁目までいくという発想に若者らしさを感じます。このユニークさを大切にしてください。