みなさん、こんにちは。お兄さんです。立夏も過ぎ、日増しに暑くなってきましたね。今年の夏も暑くなりそうです。冷房の効かせすぎは体に悪いので十分注意してください（効かせすぎて、とんでもない寒さの電車とかお店とかありますよね）。楽しく充実した夏になりますように。。
句番号	作品	作者
1	犬の朝　冷たき鼻の　ごあいさつ	ねりけし
犬の散歩は僕の朝の日課。犬小屋のそばに寄っただけで、犬ははしゃぎ出します。冷たい鼻を僕のほっぺに、しきりにぶつけてのごあいさつ。わかったわかった。すぐ散歩に連れていくから。。朝のさわやかな景色が、うまく描かれています。
句番号	作品	作者
3	満員電車　乗っているみんなが　酔っぱらい	ねりけし
うわー、思い浮かべただけで気分が悪くなるようです。車両の中の空気はさぞかし。。こちらまで酔っ払わないように気をつけて！
句番号	作品	作者
4	春風に期待と不安入り混じり	妃瑠咲
春は始まりの季節。この作者にも何か新しい始まりがあるようです。すっかり暖かくなってきた風に包まれて、作者もこれからの自分についていろいろと考えます。でも「案ずるより産むがやすし」。悩み過ぎず、しっかりと前に進んでください。
句番号	作品	作者
5	赤ちゃんのよちよちあるき春がきた	いけだゆめ
弟さんか妹さんでしょうか。一生懸命のよちよちあるきに、見ているほうも思わず嬉しく元気になってきます。まさにそれは春のおとずれのよう。お兄さんの「銅」。
句番号	作品	作者
6	新緑の香りが誘う眠気かな	妃瑠咲
この気持ち、よくわかります。新緑のみずみずしい香りは、気持ちよ過ぎてついつい眠くなってしまう。ハンモックをつるして昼寝したいな。。お兄さんの「銅」。
句番号	作品	作者
8	制服採寸　いつもと違って　何か嫌じゃ	ねりけし
洋服をあつらえるとき、体のサイズを測られますね。確かにあれはなんだか変に緊張して居心地の悪いものです。ちょっとお医者さんの診察に似ているのでしょうか。微妙な心の動きを上手につかんでいます。
句番号	作品	作者
9	制服のほこりが気になる入学式	ねりけし
今日はついに入学の日です。気をひきしめてのぞむ入学式。身づくろいを準備ばんたん整えたつもりが、あれ・・制服にほこりがついています。いやだな、気になるな。。晴れの舞台だからこそのこういった気持ち、きちんととらえられています。お兄さんの「銅」。