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| 小中学生の部 |
| 1 | 春一番 道行ク者ノ 髪乱レ |
| 2 | サクラ咲く 夢乗せ飛べよ 未来風 |
| 3 | 門くぐる ピンクの風と 受験票 |
| 4 | 帰路の中 枯れた木の下 つくし色 |
| 5 | サクラ道 期待と夢と 受験生 |
| 高校生の部 |
| 1 | 春になりみんな別の道をいく |
| 2 | 冬終わり今年も入試がやってきた |
| 3 | 名残り雪眺めて今日もバスの中 |
| 4 | 入学し あっという間に 卒業に |
| 5 | 戻りたい 君と過ごした あの時に |
| 6 | 冬蜂の死に所無く歩きけり |
| 7 | 木枯らしの なか絶え続け 芽吹けよと |
| 8 | 振り向けば 君はそこには もういない |
| 9 | 気づいたら 君の卒業 もうまじか |
| 10 | 春になり刻々と日が流れてく |
| 11 | 雪が降り裏山白く薄化粧 |
| 12 | トキ過ぎて 悲しきことも 嬉かな |
| 13 | 朝日差し目を覚ます街動き出す |
| 14 | 癒される あなたの笑顔 見ていたい |
| 15 | 流れ星 見つけた途端 舌をかむ |
| 16 | いい天気けれども午後から雨が降る |
| 17 | バス待ちのペンギンになり兼好忌 |
| 18 | 空気澄み排気ガスが鼻につく |
| 19 | 梅の花 香りて散りて 新芽出る |
| 20 | ジーンズを干せり春風心地よく |
| 21 | ただ君の 声聞くだけで 包まれる |
| 22 | 流れ行く 石油と血潮 世の姿 |
| 23 | あなたとの 微妙な距離が もどかしい |
| 24 | 君といた この教室とも もう終わり |
| 25 | お年玉 知らぬ合間に 母の手へ |
| 26 | 両親へ私の希望は蛍族 |
| 27 | かなわぬは光源氏の恋のよう |
| 28 | あとすこし 君との時間も あとすこし |
| 29 | 県大会涙をのんだ一点差 |
| 30 | 久しぶり やっぱり君が 好きみたい |
| 31 | 花曇り黒のポーンで進撃す |
| 32 | エアメール届きぬ若菜摘みし頃 |
| 33 | 忘れないずっと友達一緒ダヨ |
| 34 | 春色のシャツ走り出す午後三時 |
| 35 | 寂しいとき いつも君が いてくれた |
| 36 | 朧夜の澱みの底の旅列車 |
| 37 | 転んだとき出してくれたみんなの手 |
| 38 | 涙ふき笑顔で送った卒業式 |
| 39 | 暖かさ 母の手痛み 和らぎし |
| 40 | 君と見た 空が一番 好きなんだ |
| 41 | ゆらゆらと サヨナラのトキ 桜舞う |
| 42 | もうすこし 私のことを みてほしい |
| 43 | 卓上のリンゴの赤さに君想い |
| 44 | 1年間共に笑えたあの笑顔 |
| 45 | 楽しいな みんなに笑顔の 花が咲く |
| 46 | タラタラと 雪どけたくさん 春もくぜん |
| 47 | 1年間 一生友達 宝物 |
| 48 | 男なら 丸い球より 楕円球 |
| 49 | 春が来た だが今日もまた なごり雪 |
| 50 | 梅が咲き 雪もフルフル 桃色気分 |
| 51 | 君の背を あと少しだけ 見ていたい |
| 52 | 教室の窓開け我ら卒業す |
| 53 | キミの恋 季節のように 凍ってる |
| 54 | 春彼岸ヒロイック・ファンタジー佳境 |
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