みなさん、こんにちは。お兄さんです。3月に入って、だんだん暖かくなってきましたね。桜の時期が待ち遠しいです。みなさんはどこへお花見に出かけますか? ところで今回また選句者の数が少ないようです。選句の〆切をしっかりとチェックして、ぜひ選句忘れないようによろしくお願いします。 |
句番号 | 作品 | 作者 |
6 | スキーぐつピシャッとはまった いい天気 | 寺本侑生 |
待ちに待ったスキーのシーズン。スキー靴を足にはめる「ピシャッ」という音が、作者の耳に何とも快く響きます。今日は絶好のスキー日和。作者の張り切りようが目に浮かぶようです。パワフルで気持ちいい一句。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
9 | 禁煙の父のお土産しゃぼんだま | コナン |
健康のため家族のために禁煙を決心してくれたお父さん。そんなお父さんの頼もしさと優しさがお土産のしゃぼん玉から伝わってきます。お父さんがタバコの煙のかわりに作るしゃぼん玉のきらきらと美しいこと。お兄さんの「銀」。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
24 | 手のひらが熱いぞ かゆいぞ 雪をかく | 森本恒 |
「手のひらが熱いぞ かゆいぞ」に、雪と戦っている感じがくっきりと出ています。雪かきはけっこう大変な仕事ですが、こんな風に明るく楽しくやりたいな、と思わされました。お兄さんの「銅」。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
28 | スキーをはいて歩く ペンギンだ ロボットだ | 森本恒 |
今回はスキーに関する句がとても多かったです。この句の作者は、まだスキー初心者の人でしょうか。スキー靴をはいて、ためしに何歩か歩いてみる。よちよち歩き。ちょっとこわごわと・・でも楽しげな心持ちが「ペンギンだ ロボットだ」に見て取れます。お兄さんの「銅」。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
29 | 大みそか 時計もきれいになりました | 広瀬正人 |
今年もお世話になりましたということで、家の時計をきれいに掃除してあげる大晦日。一年間がんばって時を刻んでくれた時計。掃除しながら今年一年のいろいろな思い出が作者の心に浮かんできたかも知れません。来年もいい思い出がいっぱいできますように・・。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
37 | 天神様が笑う ぼくの丸めた鏡餅 | 放生有矢 |
出来たてのまだあつあつのお餅を、一生懸命鏡餅のかたちに丸めました。ちょっといびつな不格好な鏡餅。空から天神様も、笑いながら「よくがんばったね」と言ってくれているようです。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
38 | ねぼうしました まだおぞうには食べていません | 扇朱里 |
夕べ年越しそばを食べたあと、近くのお寺に鐘をつきにいったり、テレビを観たりしてるうちにすっかり夜更かししてしまった作者。ねぼけまなこの作者ですが、じょじょに正月の実感がわいてきたようです。さあ顔を洗って、一家そろって新年のごあいさつを。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
46 | かがみもちあみの土ひょうではっけよい | いけだゆめ |
確かにかがみもちのかたち、ついおすもうさんを思い出してしまいますね。「あみの土ひょう」という表現がうまく決まっています。面白さに思わず顔がほころぶ一句です。 |
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句番号 | 作品 | 作者 |
51 | 友達ができた スキーリフトがガタンガタン | 澤田あかり |
スキー場はいろいろな人とぶつかったり助け合ったりして、友達ができやすい場所なのかも知れません。この作者にもさっそく新しい友達ができたようです。友達同士で乗るリフト。「ガタンガタン」に楽しさがあふれています。お兄さんの「銅」。 |
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