2月が終わってしまいました。急に3月になったような気がするのはお姉さんだけでしょうか?
閏月で、28日までしかなかったのですよね。もう3月が一週間も過ぎようとしているなんて。
春もすぐそこですね。進級、進学へ向けてがんばりましょう。
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句番号 | 作品 | 作者 |
2 | みかん食う郵便受けがカタンと鳴る | 子まり |
みかんをむきながら年賀状?それとも他の手紙かな?郵便受けの音に耳をすまして、心待ちにしている、みかんをむきながら・・・。「みかん」は冬の季語でうまく季節感を出していると思います。 『食う』というとちょっと乱暴な言い方のような気がします。『みかんむく』というのはどうでしょうか?みかんは皮を剥く動作で食べると言うことも表せると思います。
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句番号 | 作品 | 作者 |
7 | 私の名ぬれてにじんだ年賀状 | 子まり |
「ぬれてにじんだ」という状況を表す言葉が、なんだか心情を表現しているように思いました。 雪か雨で年賀状が濡れてしまったのでしょう、少し残念な気がしたのではないかな?一生懸命書いてくれた差し差し人の気持ちを考えると、そんな気持ちが感じられました。
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句番号 | 作品 | 作者 |
10 | はりあげるけいこ納めの空手の声 | 子まり |
「寒稽古」という季語はありますが、『稽古納め』というのもいいと思います。季節感はあります。 空手の稽古納めは一年の鍛錬のまとめですね、きっと気合いも入っているのでしょう。 声を張り上げる作者の稽古に対する真剣さが伝わってきます。一年間がんばってきたのですね。 こちらも、清々しい気持ちになりました。こんな風に鍛錬することができてうらやましい気がします。今年も続けているのでしょうね。
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