カルチャー教室

火曜教室

講師 対馬康子副会長
 
場所 現代俳句協会事務所
 
開催予定
 毎月第3火曜日 PM1:00~4:00(12:30までに投句)
 当協会員以外の方も参加できます。
 参加ご希望のかたは、協会までお問合せ下さい。
 次回は12月18日です。
 
火曜教室 三十年十一月句会報


みみずくの後にいつもだれかゐる     有坂 花野

酉の市火の車なる朱財布         五十嵐秀山

あの人も顔が裸や女郎花         石川 夏山

耳鳴りも火種もありて懐手        江原  文

秋日差す赤子の爪はすぐ伸びる      金子 未完

髪切ってまず首筋より冬に入る      幸村 睦子

利き過ぎの暖房膝が笑い出す       越川ミトミ

焼藷を割つて肩甲骨鍛う         鋤柄 杉太

立冬の海光る少年のヒゲ         栖村  舞

渓流の音を背にして走り蕎麦       関根 信三

手袋に隠す引込み思案の手        関根 瑶華

長い影売り飛ばしたる秋の蛇       武内 杉菜

錆びついた火曜の落葉裏返る       田中 朋子

火遊びに縁なく生きて暮の秋       垂井 道夫

雑踏に呑まれし男女近松忌        徳山 優子

冬蝶や楽譜通りに来る夜更け       なつはづき

銀杏散るジュラ紀と同じ空であり     成田 淑美

柿落ちぬ地軸の向きも直せまじ      服部 昌美

ワーキングメモリ遮る帰り花       宮川ぶん学

聞こえない耳を攲つ冬の声        森銅 昭夫

狐火ややがてオラショの人の火に    赤崎ゆういち

苦海浄土の魂不知火を憑代に       荒井 良明

かたまっている鶏頭の人見知り      対馬 康子