現代俳句協会
東京都千代田区外神田6-5-4偕楽ビル(外神田) 7階
TEL 03-3839-8190 FAX 03-3839-8191
お問い合わせ
サイトマップ
句会「現代俳句のつどい」
司会 前田弘
場所 現代俳句協会事務所
開催予定 毎月第1土曜日(PM1:00~5:00)当協会員による相互批評句会。
次回は3月2日土曜日。
第405回現代俳句のつどい (31・2・2)
パントマイムで春を迎えに行く 金子 功 大根と猫わたくしとボールペン 田中いすず 着ぶくれてまるで動けぬがんもどき 中内 火星 自動ドアにはさまれそうなバレンタイン 大川 竜水 初鶯座っていても速度感 大坪 重治 窓磨く光は春になる途中 表 ひろ 取説の通りに生きる 寒林 秋谷 菊野 廃村のきさらぎきみの音沙汰 川名つぎお 青になるまで流氷の力尽く 杉本青三郎 春隣飴切る音がはねている 鍬守 裕子 寒卵の重たさを言う満十歳 吉田香津代 一声ですむ丹頂のラブコール ダイゴ鉄哉 大根を卸す力の余生かな 岡田 一夫 言葉にもマスクをかける初春(はる)の風 普川 洋 冬逝けり三十六度五分の肉 松井 真吾 翰林の客となりたる夜の雪 小湊こぎく この恋は父を泣かせる冬薔薇 藤方さくら 海一月小さき津波のようなひと 石山 正子 二月二十日自然児兜太一周忌 劔物 劔二 相応のハードル超えや野水仙 若林つる子 春の雷玉手箱は上底です 横須賀洋子 雪どけやすっくと立ちぬダライラマ 岡田 淑子 沈黙を許され白鳥の素顔 前田 弘