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3/25(日)―「『を』をめぐる」―第154回現代俳句協会青年部勉強会

青年部 (2018年2月16日掲載)

―「『を』をめぐる」―第154回現代俳句協会青年部勉強会のご案内

——かつて中川宋淵という者が飯田蛇笏のもとに入門を願いに訪れたところ、蛇笏は宋淵にこれまでの作を示すように求めた。
  秋晴れや火口へ落ちる砂の音
すると蛇笏は「その句は、火口へ、ではいけない。火口を、としなさい」と即座に指摘した。——
(『飯田龍太全集 第七巻 俳論・俳話Ⅰ』(角川学芸出版、2005年)に拠る。)
 
助詞の効果。
 
それは、定型詩としての俳句を縁の下から支える言葉への熱いまなざしである一方で、俳句上達に向けてハウツー的に語られがちなテーマでもある。
今回は「”上達のための助詞論”よりも更に一歩踏み込んで、助詞に迫りたい」という欲求に従い、敢えてミクロな世界にフォーカスすることで、ひいては「俳句とは?」というぼんやりとした問いに一点の刃を突き立てようという逆説的な試みである。
 
とりわけ「を」は前掲した蛇笏のエピソードのように、最もクリティカルに句を操ってしまう魔術的な助詞だろう。
 
「を」はどこから来たのか。「を」は何者か。「を」はどこへいくのか。
 
たった1文字、されど1文字。
めくるめく「を」の不思議を、めぐります。
 
【日程】3月25日(日)13:30〜16:30
【場所】新宿家庭クラブ 大会議室(新宿駅南口徒歩10分)
【出演者】大塚凱 堀切克洋 柳本々々 /(司会)黒岩徳将
【参加費】1000円(学生500円)
青年部勉強会には、参加資格や年齢制限はありません。協会員のかた、会員以外のかた、どうぞお誘いあわせてご参加下さい。
 
※お申し込み・お問合せはメールで genhai.seinenbu@gmail.com までお願いいたします。
電話03-3839-8190 FAX03-3839-8191(現代俳句協会事務局)