カルチャー教室

木曜教室

講師

松井 国央

場所

現代俳句協会事務所

開催予定

毎月第2木曜日(PM1:00~4:00) 

当協会員以外の方も参加できます。

参加ご希望のかたは、協会までお問合せ下さい。

 

最近の高点句

平成29年9月14日

 

  人間を忘れてしまう月といて      福島芳子

 

  いのこずち或る日そろりと行ったきり  加藤千子

 

  寿命百年じっくりと噛む新米      鈴木砂紅

 

  なにもかも経過観察あきあざみ     土屋秀夫

 

  蜩の置き去りにする感受性       田中暢子

 

  毬栗の割れて思春期顔を出す      磯部薫子

 

  ふる里へ時間を戻す秋扇        植田いく子

 

  靴箱に色なき風を入れにけり      西村弘子

 

  蚯蚓鳴く喉の小骨のとれぬまま     久下晴美

 

  茄子もらう鰻のような鏝のような    早坂澄子

 

  さるすべり時に視線が冷たくて     小髙沙羅

 

  重陽や昭和の家電故障せず       栗原かつ代

 

  人類の最初の死因秋思ふと       矢吹えり子

 

  畳なきIKEAの暮らし今年米     徳山優子

 

  母はもう寝ているだろう天の川     利光知惠子

 

  コスモスの咲いて退屈時間かな     穴原達治

 

  風鈴の他意なし風の分岐点       宮崎敦子

 

  鰯雲七つの海を渡り居り        北村まり緒

 

  神妙な顔でいただく栗の飯       菱沼多美子

 

  野良猫の口を拭っている晩夏      松井国央