カルチャー教室

火曜教室

講師

対馬康子

場所

現代俳句協会事務所

開催予定

毎月第3火曜日PM1:00~4:00(2016年11月以降第3火曜になりました)

当協会員以外の方も参加できます。

参加ご希望のかたは、協会までお問合せ下さい。

 

火曜教室 三十年四月句会報
幻を春の闇より取り出せり     木野文子
幻燈機天地を返し春の昼      幸村睦子
河馬沈む水は濁っており暮春    越川ミトミ
桜発情するたびに向くそっぽ    栖村舞
伊予柑やまた青春の声になる    関根信三
饒舌なひと日を脱ぎて春セーター  関根瑶華
伊予柑や瀬戸の海賊喉鼓      武内杉菜
デコポンを割って四月の力瘤    田中朋子
潮騒の駅は蜜柑の花の中      垂井道夫
天空の村に迷いて昼の蝶      徳山優子
幻聴の声の優しき春の宵      中村光男
暴かれて壷焼こつと傾きぬ     なつはづき
幻想を捨て葉桜になってゆく    成田淑美
産土の昭和に帰る春の泥      福原暁
春はあけぼの幻聴に夢途切れ    森胴昭夫
春暁や秩父の長きセメント貨車   赤崎
ゆういち
カールビンソン日本海には蜃気楼  荒井良明
まぼろしであれかし春昼のフクしま 有坂花野
人として幻夢に酔うて朧月          五十嵐秀山
二階から朧降り来る博物館     石川夏山
桜散る上下前後より微熱      江原文
花の雲パクパク食べる幻術師    金子未完
越南の皿に小ぶりの春蜜柑     対馬康子