カルチャー教室

火曜教室

講師

対馬康子

場所

現代俳句協会事務所

開催予定

毎月第3火曜日PM1:00~4:00

当協会員以外の方も参加できます。

参加ご希望のかたは、協会までお問合せ下さい。

 

火曜教室 三十年七月句会報 (八月はお休みです)

 

縁切寺門に炎帝仁王立ち         江原  文
 
北斎は気散が趣味じゃ夏野行く      金子 未完
 
にんげんの散らかっている夏座敷     木野 文子
 
電線の影もひろいて大暑かな       幸村 睦子
 
馬も木も神となりたる終戦日       越川ミトミ
 
厨房は遺品のごとく戻り梅雨       鋤柄 杉太
 
離散した右脳左脳に草茂る        栖村  舞
 
あの時も姉が泣いてた終戦日       関根 信三
 
糸底のざらり厄日の茶碗酒        関根 瑶華
 
いつの間に胸に骨折水鶏笛        武内 杉菜
 
白桃の裏側夜がさんざめく        田中 朋子
 
散歩にも方角えらび半夏生        垂井 道夫
 
源五郎の散文的な生き方         徳山 優子
 
海の日やナフキンの白尖らせて      なつはづき
 
夏終る溶接の火の海に散り        成田 淑美
 
大粒の星の散らかる盂蘭盆会       福原  暁
 
炎昼や力車のあえぐ雷門        赤崎ゆういち
 
渓谷のトロッコ列車青葉風        荒井 良明
 
炎昼や定員のなき縄電車         新井 博子
 
右往左往する地下鉄の蟻一匹       有坂 花野
 
雨蛙小言小言の散文詩            五十嵐秀山
 
逃散の村にコンビニ百合の花       石川 夏山
 
自転車の影がひしゃげている炎天     対馬 康子