カルチャー教室

火曜教室

講師

対馬康子

場所

現代俳句協会事務所

開催予定

毎月第3火曜日PM1:00~4:00(2016年11月以降第3火曜になりました)

当協会員以外の方も参加できます。

参加ご希望のかたは、協会までお問合せ下さい。

5月の火曜教室は、研修部合同吟行会のため休みです。

平成29年6月句会報    

 

大臣は黒子の紙魚になりにけり   関根信三

真昼間の茅の輪をくぐり出家せり  長井 寛

どくだみの裏へ裏へと自閉症    幸村睦子

出目金の憂いの三百六十度     成田淑美

河鹿笛風の息吐く渓の声      福原 暁

ほうたるや今更出自問われても   森銅昭夫

忖度に自ら切り通す花柘榴     山尾かづひろ

出棺の棺にもある土用波      赤崎ゆういち

擦傷の黒ずみかゆし薄暑かな    有坂花野

スランプの出口へ進め心太     五十嵐秀山

青梅を傷つけている反抗期     江原 文

落し文キライと言える優越感    金子未完

抱きぐせのつきし赤子の出る緑陰  越川ミトミ

出る釘となりて帰省子雲を吹く   栖村 舞

討死のやうに幼の昼寝せり     関根瑶華

登山靴パクリと開き若葉食む    武内杉菜

青葉騒ふりかけどっと出てしまう  田中朋子

黒兵衛の漫画の本を夜店にて    垂井道夫

輪投げの輪ちりぢりとなり夏の潮  徳山優子

黒猫がどこからともなく来る端居  なつはづき

蝸牛明日をめざして動き出づ    中村光男

ががんぼの補陀落山を出て行かん  対馬康子