カルチャー教室

火曜教室

講師

対馬康子

場所

現代俳句協会事務所

開催予定

毎月第3火曜日PM1:00~4:00(2016年11月以降第3火曜になりました)

当協会員以外の方も参加できます。

参加ご希望のかたは、協会までお問合せ下さい。

5月の火曜教室は、研修部合同吟行会のため休みです。

平成29年8月句会報    

 

八月十五日流れに漱ぐ           長井 寛

銃口の先なる鹿の目のやさし        中村光男

夢二忌や濡れては飛べぬ紙の鶴       成田淑美

大山の豆腐を仕込む鹿おどし        福原 暁

空蟬を剥ぐ少しだけ力込め         森胴昭夫

最初はぐーじゃんけんぽんの八朔さ     山尾かづひろ

出水濁流語る手話の掌激しかり       赤崎ゆういち

八月やアンモナイトの渦の中        新井ひろ子

子どもらは鹿と仏とまくら投げ       荒井良明

猫じやらし振つてだまってさやうなら    有坂花野

男五十性根曲げずにさるすべり       五十嵐秀山 

レリーフの裸婦の太もも日雷        江原 文

鹿の子編み裏も表も秋の声         幸村睦子

車椅子しずかに降ろす夜の鹿        越川ミトミ

八月の肩甲骨が右傾化す          栖村 舞

カンナみな赤き炎となる分離帯       関根瑶華

鹿鳴くや千恵子抄なる双曲線        武内杉菜

花札の鹿がいきなり出て残暑        田中朋子  

添水鳴って闇の静寂を濃くしたり      垂井道夫

小男鹿の女座りを樹の影に         楠見惠子

知覧八月風が少年を急かす         鋤柄杉太

夏シャツにまかせて睡る部屋が違ふ     大西菜生

いびつな顔いびつな戦車夏錆びる      対馬康子