句会「現代俳句のつどい」

司 会  前田 弘

場 所  現代俳句協会事務所

開催予定 毎月第1土曜日(PM1:00~5:00)

     当協会員による相互批評句会。

 

最近の句会作品より

平成29年6月3日(385回)

原点は転がってゆく麦藁帽        若林つる子

しゃがみ込むと夏野にワープしてしまう  佐藤 晏行

体重が両足に乗り五月富士        大坪 重治

夕焼けを巻いて向こうを覗きこむ     松井 真吾

更衣大事なことは大事ではない      吉田香津代

抽斗に探し続けている青野        表  ひろ

行間に言霊を置く夏木立         鍬守 裕子

容赦なく夏野を捨てし少年期       川名つぎお

団子虫そのほかのときただの虫      田中いすず

出目金のひらりところし文句かな     岡田 淑子

蛍より静かに呼吸しておりぬ       楠見 惠子

夏の海偏平足にも見せてやる       小湊こぎく

黄泉までの非常階段桜桃忌        石山 正子

吊革の手はしんきろう製造所       普川  洋

六月や奥の細道左折する         朝倉さとえ

ひとりぐらし揚げ雲雀ほどのしあわせ   秋谷 菊野

三四郎それから門の白いブラウス     小町  圭

筍掘り夜盗のやうに帰りけり       岡田 一夫

東京はお行儀がよくて途中        大坪 重治

テーブルは紙の渦潮青田風        藤方さくら

この若葉目に入らぬか          湯本 直也

耳たぶの硬さ程の汗をかく        黒田 恒雄

父の日の父はあらねど火の用心      金子  功

先生がまた駄々をこき青葉騒       前田  弘