句会「現代俳句のつどい」

司 会  前田 弘

場 所  現代俳句協会事務所

開催予定 毎月第1土曜日(PM1:00~5:00)

     当協会員による相互批評句会。

 

最近の句会作品より

平成28年2月4日(381回)  

何となくごめんなさいね冬桜        田中いすず

まだ哲学している手袋の片っ方       普川  洋

鮟鱇には聞こえる鮟鱇の悲鳴        杉本青三郎

立春の夕方は家匂うかな          大坪 重治

雪しまき壺の口から夜になる        藤方さくら

木の時間をゆく木洩れ日のきさらぎ     川名つぎお

ピアノ弾き時々猫の子を叩く        岡田 淑子

春はあけぼの昨日の豆の在りどころ     横須賀洋子

枯蓮をじいっと見つめるアラブ人      金子 未完

父の背に逢いたくなれば狩に出る      金子  功

春はどこから千葉の千倉の畑から      小町  圭

湯豆腐の踊り出すとき家族の輪       鍬守 裕子

帰巣本能朧夜なのでおぼろ         石山 正子

お母さんと呼ばれた気配六つの花      吉田香津代

鬼は外生命線は短いぞ           秋谷 菊野

妄想の始まっている春の雲         表  ひろ

満面の素顔が花の二月かな         小湊こぎく

福は内単純な鬼腹に飼い          若林つる子

内頬に咬みついて来る空っ風        黒田 恒雄

世界ふれあい街歩き恋猫がいる       朝倉さとえ

あの石を見るこの石にいて涅槃西      中内 火星

王様の合い鍵のある春の朝         松井 真吾

残された奥歯の痛む早春賦         福原  暁

寒晴れや川名つぎおの割烹着        前田  弘