現代俳句協会
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地区活動
各地区の活動 【青森】
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弘前城とりんごアート(第8回秋の吟行互選俳句大会) |
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【 地区の紹介 】 | |||||||||||||
【 行事 】 ※最近の記事は下記をクリックして会報のPDFをご覧下さい。 青森県現代俳句協会会報第5号2017.12.8発行 青森県現代俳句協会会報第4号2017.9.22発行 青森県現代俳句協会会報第3号2017.6.12発行 青森県現代俳句協会会報第2号2016.12.1発行 青森県現代俳句協会会報第1号2016.9.10発行 <行事予定> ◇第11回青い森県民俳句大会開催要領 投句用紙・応募要項(A4用紙に印刷できます) 【日時】 平成30年5月13日(日)12時から 【場所】 リンクステーションホール青森(青森市文化会館)四階会議室 〒030-0812青森市堤町1丁目4番1号 電話017-773-7300 【投句】 ◎兼題A『当季雑詠(春〕』一句 選者:西川無行、小野寿子、高森ましら、金田一一子、中村しおん、田村正義、後藤岑生、南美智子、田中三桃 ◎兼題B『当季雑詠(春)』一句 選者:三ケ森青雲、草野力丸、渡邊寂隆、吉田千嘉子、敦賀恵子、浅利康衞、山谷文子、関礼子、小田桐妙女(順不同・一部交渉中) 【投句締切】 平成30年4月13日(金) ※所定の用紙あるいは二百詰め原稿用紙に記入し投句してください。 ※投句作品は、未発表、前書きなし、ルビなし、投句後の訂正なしとします。 ※A・B各一句と住所・姓号(ふりがな)電話番号および大会の出欠を明記してください。 【投句料】 千円(小為替「無記名」その他で作品に同封すること。)生徒・学生は無料。 ※当日参加者は当日投句料千円とする。 【投句先】 〒030-0812青森市堤町2丁目8-28-506 牧ひろし方 青い森県民俳句大会係あて(電話090-6259-3300) 【席題】 三題(当日発表) 席題選者:日野口晃、木村秋湖、泉風信子、齋藤泥雪、橘川まもる、坂本幽弦、(順不同・一部交渉中) 【賞】 大会当日の出席者を対象に、兼題(A・B)・席題の総合点により15位までとする。 【主催】 青森県現代俳句協会 【後援】 青森県、青森県議会、青森市、青森市議会、東奥日報社、デーリー東北新聞社、陸奥新報社、青森県俳句懇話会 <活動報告> ◇第8回秋の吟行互選俳句大会 日時/平成29年10月29日 会場/弘前市民参画センター 当日は36名の参加者で恒例の大会を開催しました。この時期は全国的に知られている弘前市主催の弘前公園内で「弘前城菊と紅葉まつり」が行われていました。特に今年の目玉は、写真のとおり「リンゴアート」で赤りんご(ふじ)と黄りんご(トキ)3万5千個を使った、東洲斎写楽の浮世絵「三世大谷鬼次奴江戸兵衛(さんせいおおたにおにじのやっこえどべえ)」を展示して好評を博していました。参加者はこのアートやまつりの様子を吟行し、大会に臨みました。その結果は以下のとおりです。 会長賞 [天位] 写楽放つ三万五千のリンゴの香 鳴海顔回 [地位] 秋深し与力番屋に蝉の殻 南美智子 [人位] 水底に緋の国ありや壕紅葉 南美智子 高得点句 指先も眼もりんご写楽の絵 泉風信子 花嫁の白際立てる紅葉かな 鈴木とまと 十万石の秋を見てゐる写楽かな 松宮梗子 若武者の骨剥き出して菊師かな 油川月萌 菊ひらき胸のふくらむ辰子姫 後藤岑生 安住か破滅か木の実地に降りぬ 齊藤泥雪 菊まつり庵に利休らしき人 長尾青竜 <現代俳句年鑑2018より転載> ◇「秋の吟行互選俳句大会」 平成28年10月29日(土)、晩秋の肌寒い日でしたが、作句意欲の旺盛な会員28名の参加により、熱気の溢れる吟行句会となりました。藩政時代の「こみせ」等が保存されている黒石市での大会ということで、地元会員の力のこもった案内などもあり、寒さを吹き飛ばす大会になりました。 〔総合得点〕(1)坂本幽弦、(2)千葉芳醇、(3)矢本大雪、(4)松宮梗子、(5)南美智子、(6)清水山楂子、(7)今留里子、(8)大瀬響史、(9)佐々木朴花、(10)木村詩織 【最高得点賞】 秋しぐれ大杉玉は屋根を持つ 今留里子 【会長賞】 がっちりとこみせの柱雪来るか 橘川まもる 【高点句】 蔵の中上原げんとがしぐれてる 千葉芳醇 「玉垂」の厚き金文字露寒し 坂本幽弦 守護石に秋思の相や澤成園 南美智子 深秋やこみせ通りの魔女の群れ 矢本大雪 ◇平成29年度総会 5月14日(日)青森市文化会館(リンクステーションホール青森)において開催し、新規事業として「青森県現代俳句年鑑賞」が了承された。 ◇第10回青い森県民俳句大会 ![]() 泉風信子会長挨拶 ![]() 選者講評 今年は177名の投句があった。 総合第1位にはむつ市の畑中月穂氏が県知事賞を受賞した。 【兼題高点句】 消しごむのまん丸くなり卒業す 高屋敷いと女 この世ともつかず桜の中に座す 稲部天津子 【席題・天位】「緑陰、遠足、蟹」 緑陰や児は大好きなママのそば 高橋千夜湖 緑陰を奪はれし町川光る 対馬智恵子 ポニー牧場羽根の生えたる遠足児 くどうひろこ 遠足の列やがては鳥の羽根のやう 小野寿子 絵の中の蟹筆跡ごと海の中 坂本吟遊 蟹の泡自己主張ともいかりとも 小野寿子 ◇年鑑の発行 3月から原稿を募集し、会員各自8句での合同句集でもあると共に、各種俳句大会の記録、協会規約、会員及び役員名簿等も掲載している。投句者には2部、会員には1部を配布したほか、新聞社、図書館等関係機関にも配布している。 ◇会報発行 第5号2017.12.8発行 第4号2017.9.22発行 第3号2017.6.12発行 第2号2016.12.1発行 第1号2016.9.10発行 (千葉芳醇) |