地区活動

各地区の活動 【関西】

会長吉田成子
事務局長上藤おさむ
事務局
郵便番号619-0224
所在地木津川市兜台5-1-13木津かぶと台14-101
TEL0774-72-8584


【 地区の紹介 】


関西現代俳句協会ホームページ



  関西現代俳句協会は、現代俳句協会という組織の中では、もっとも広い地域を擁する地区団体の一つである。それは昭和37年(1962)11月20日「現代俳句協会関西地区会議」として発足した時の事情に由来する。
 恐らく当時は近畿二府四県を総合してもさしたる会員数は望めなかったのであろうか、それに当時の俳人たちが地域に関わらず親しいと言う関係もあったのか、兎も角あまりセクショナリズムにとらわれなかったので、この広域のまとまりが出来たと思う。
近畿二府四県とは滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山の地区であり、それぞれに歴史に名高い固有の文化を残す地域であった。関西の俳句はその固有の文化を土壌として生まれ育ったという大きな特色があった。

 初代の地区会議議長は榎本冬一郎であったが、以後鈴木六林男、和田悟朗、米沢弓雄、宇多喜代子、山本千之と歴任した。

 しかし山本千之議長の時、会の規約の制定と共に会の名称の変更の気運が持ち上がり、ここに関西現代俳句協会という名前が誕生した、平成16年6月5日のことである。議長も会長と改め、豊田都峰会長を経て、吉田成子現会長に至っている。

【 行事 】

<現代俳句年鑑2018より転載>
◇平成29年度総会・講演会
講師 高野ムツオ氏 現代俳句協会副会長
演題 『大震災が教えたこと』=狼の絵に出会って=
 ※114名の聴講者が熱心に聴講した。
(内容は第46号の会報に掲載)

◇第4回定例句会から
他の回は、関西現代俳句協会ホームページイベントご案内ページをご覧下さい。
秋湿り草木吐息を漏らしけり   有馬映子
紅葉山攫れまいと踏む大地    石井和子
四五人の頭の消えてゆく芒原   上田千恵子
あまた引く線の裸婦像十三夜   上野乃武彌
人間は灰になります秋の雲    上藤おさむ
被災地の風が棲みつく猫じゃらし 大西陽子
神送る浜の火柱高くして     岡野多江子
道草や夢をたぐれば烏瓜     小川桂子
木犀の香や眠らずの仏の目    音羽和俊
蛙忌に腹のへそが笑い出す    葛城裸時
木の実降る移動図書館椅子二つ  河口久美子
山霧や神酒供へある登り窯    川�奈美(�さき=山偏に立可)
小鳥来て夫婦の会話はじまりぬ  熊川暁子
秋の蚊の人のぬくみをはなれ得ず 桑田和子
啄木の表紙の匂ふ秋の暮     志村宣子
赤い羽根つけた人から付けらるる 高橋将夫
天日をとどめ十月さくらかな   谷下一玄
復活の河内木綿の今年綿     田宮尚樹
青柿や上がり框に臀ふたつ    樽谷寛子
月を出て二円切手の兎かな    千原恭子
倒木の菌つれなく並び立ち    中嶋飛鳥
もったいない林檎の皮を剥くなんて 中俣博
残る虫寝つかれぬ夜は長かりき  西川吉弘
菊花より大きリボンの審査員   西谷剛周
ジーンズの秋思の出入り穴幾つ  西田唯士
秋灯下父母のこと子に語る    野村朴人
いつ見ても空の凹みにゐる蜻蛉  樋本和恵
秋の冷白き雲より至りけり    平井芙美子
物音の何やらふえし秋の暮    星川淳代
赤い羽根回覧板の真ん中に    堀竹善子
人知れず鈴の内部に木犀の    香本郷公子
継ぎはぎの記憶でもよし菊日和  松島圭伍
生きるとは見えぬ約束木の実落つ 的場秀恭
どんぐりの我慢ころころ年長児  三好つや子
一切を受け入れ暮るる大花野   村田あを衣
佳きことは人に告げたし鰯雲   森一心
虫の音や夢の世界の挿入歌    森口和子
菊日和地図に遊ばす旅ごころ   山浦純
雨の夜は原人めきて栗を食む   吉田成子
さやけしや笙の音に振る巫女の鈴 養学登志子
葺替への志納瓦の光る秋     吉村紀代子
一粒もこぼさじと研ぐ今年米   和田�子(�あき=火偏に華)


(上藤おさむ)