地区活動

各地区の活動 【茨城】

会長鶴岡しげを
事務局長山口 富雄
事務局
郵便番号307-0001
所在地結城市結城12087-17
TEL0296-32-7880

県の花 バラ

写真撮影:青木繁伸(群馬県前橋市)

【 地区の紹介 】

 私たち茨城県現代俳句協会は、茨城県に居住する会員で構成されています。発足は昭和54年(1979年)でしたので、平成26年(2014年)には創立35周年を迎えました。発足当初の会員は49名でしたが、現在はその4倍を超えております。
 年間行事としては定時総会、俳句大会や吟行会などを行い、作品奨励賞を制定実施しております。その活動状況は、年4回発行する「茨城県現代俳句協会会報」によって、会員の皆様にお知らせしております。

【 行事 】

<現代俳句年鑑2017より転載>
◇第32回現代俳句茨城大会
平成27年7月20日、石岡市「石岡プラザホテル」において「弦」編集発行人・「面」「鏡」同人の遠山陽子先生を講師にお迎えして開催された。当日出席者144名、応募作品は1674句であった。
 【兼題の部主な作品】
  山桜地図からこぼれそうな村     犬山 京子
  雲に乗るための一蹴りあめんぼう   手塚 洋
  かげろうやみんなやさしくいなくなる 三反崎美代江
  花筵やがて軍歌となりにけり     安藤 玲子
  燕来る時代遅れの町が好き      大野ひろし
 【席題の部(席題「山」)主な作品】
  校歌みな山河称えて雲の峰      小川みのる
  もてなしは山よりの風夏座敷     清水 昭子
  おにぎりの山ほど届く祭かな     佐藤 和子
  木漏れ日も共に飲みます山清水    荒巻 佐智
  砂山に玩具のシャベル梅雨明ける   大野ひろし

◇第23回作品奨励賞
平成15年度以降入会者(既受賞者を除く)68名を対象に30句で募集。14名の応募があり、選考委員会において選考の結果、作品奨励賞4名、佳作賞4名が受賞。
 【作品奨励賞受賞者と主な作品】
  連凧の糸の手応へ子に渡す      根本 晴市
  地震跡の残る高台青き踏む       〃
  現し世の旱のなかを川渡る       〃
  花の下空より青いシート敷く     増田 啓子
  葱坊主大器晩成かも知れぬ       〃
  流れ星ついてゆけない願いごと     〃
  眠る子を起こさぬように雪が降る    〃
  鳥帰る貨車は古墳のように寝る    月村 青衣
  クロッカス押してはならぬベルがある  〃
  カフカ読むカフカの咳を聴きながら   〃
  寒卵立ち上がろうとしたことも     〃
  謎解きの糸口探るクレマチス     相澤 泰子
  十六夜のワイングラスとサスペンス   〃
  団栗の遠き日の色拾いけり       〃
  戦なき七十年の初日の出        〃

◇第30回吟行会
平成27年11月29日、日立かみね公園などを散策後「日立市郷土博物館」を会場にして41名の参加で行われた。
 【吟行会の主な作品】
  空席に落葉を乗せる豆電車      長谷川 進
  ゆったりと小春を拾う象の鼻     安藤 玲子
  冬うららカンブリア地層に象がいて  鴻巢 真木
  冬晴の青を分け合う空と海      高橋千代子
  小春日やキリンの持たぬ喉仏     加藤 和子

◇平成28年度総会
平成28年4月29日、笠間市友部「須藤鮮魚店」で開催。総数132名(73%)当日出席者29名。議長に高橋哲夫氏を選出。
議事はすべて承認され、議会後に句会と懇談会を開催。
 【句会の主な作品】
  話しつつ揃ふ歩幅やおぼろ月     吉元 絹江
  連山は寝釈迦の容ち春の雲      木村小夜子
  母の忌の母居るような春障子     山口 富雄
  神の木の怒り噴き出す杉花粉     荒川 君子
  燕の巣傘を逆さに吊るす軒      高橋 和彌


(山口 富雄)